しる

『宿場町佐々並』
江戸時代、毛利家の参勤交代の際の休憩地、
宿泊地として整備された町。
大名、高級武士、武士、荷役等が利用した。
明治以後、商業の町として栄えた。

佐々並人物図鑑

佐々並には魅力的な人がたくさん!

佐々並米

 佐々並は、1億年前の超巨大噴火でできたカルデラ(火口の凹地)で、ミネラルをたくさん含んだ水が集まり、おいしいお米ができます。また昼夜の寒暖差が大きく、モチモチした粘りや甘みのあるおいしいお米が育ちます。
 『寒暖差がなぜ?』・・・作物は気候の変化から自分を守ろうとして糖分をたくさん作り蓄えることでおいしい作物になります。

ささなみ豆腐

 ささなみ豆腐は、昔ながらの手作りの味で県内外にもよく知られています。「土山商店」は創業1800年頃と伝えられ、大豆を生しぼりすることで、大豆の香りやうまみが引き立ち、固さ加減も好まれて「佐々並の味」となりました。かつては伊藤博文公のお気に入りとも言われていました。
 現在は「土山商店」が閉店し、製造や販売はしていませんが、佐々並の「はやし屋旅館」で食べることができます。また、山口市の業者が当時の製法で作った「ささなみ豆腐」を道の駅「あさひ」や地域のスーパーなどで販売しています。
 かつて製造されていた地域の方が、小学生に「ささなみ豆腐」づくりを伝承されています。

旧小林家住宅「萩往還おもてなし茶屋」

 旧小林家住宅「萩往還おもてなし茶屋」は、江戸時代「目代所」があった場所に明治40年に隣地から主屋が移築され、大正期に建てられた土蔵、昭和10年代に増築された離れで構成されている。かつて旅館を営んでいたことから、主屋の一階の主座敷に加え、二階には萩往還を望む表座敷、佐々並川や周囲の田園を望む奥座敷など、佐々並の魅力を十分に楽しめる建物である。
 施設内では佐々並地区や萩往還に関する説明パネルの展示や地場産品の販売、季節に応じた展示などが行われている。「佐々並ふるさとの歴史探訪」の中心および発信地である。

 

 

道の駅あさひ

 萩市と山口市との中間地点にある道の駅です。
 日本で2番目にできた「道の駅」と言われています。
 佐々並産の新鮮野菜やお米、餅、漬物、味噌、こんにゃく、豆腐などの加工品を販売しています。
 令和3年4月にコンビニも併設され、より便利になりました。
 また、店舗隣にあるレストランでは、道の駅レストラン 山口熟成からあげ専門店「SUNRISE さんらいず」がオープン。 メニューは、ミックスからあげ定食・チキン南蛮定食・からあげカレー・肉うどん定食のほか、からあげ・お弁当のテイクアウトができます。

萩アクティビティパーク

 萩アクティビティパークは、オートキャンプ場、サーキット、ラジコンサーキットを完備したアミューズメント複合施設です。萩の豊かな大自然に囲まれてゆったりとした空間をご家族やお友達とお過ごしください。

はやし屋旅館

 はやし屋旅館は江戸期から269年続く老舗旅館です。佐々並名物「ささなみ豆腐」を使ったとうふ料理コースも有名です。
 幕末には、高杉晋作など明治維新の志士たちが宿泊したと言われ、志士たちが時代の夜明けを夢見ながら「ささなみ豆腐」を味わっていたかも?また道に面する新館は、切り妻屋根の玄関で、洋風を感じさせる昭和中期の貴重な旅館建築で見応えがあります。
 食事や宿泊の予約、問い合わせは当店ホームページまで。 

 

萩のおたからデータベース

佐々並にはその他にも魅力的な場所がたくさん!
下記サイトからもっと多くの情報をご覧いただけます。

どうしんてやろう会

 佐々並の歴史的な町並みの保存を提唱した住民有志により、2005年に町並み保存準備会を立ち上げ、「佐々並伝建地区まちづくり委員会」を経て、2010年に「同じ心を持って行動する」という意味の方言をつけて、「萩往還佐々並どうしんてやろう会」に改名しました。町並みの保存と活用を通して、地域を元気づける活動を続けています。また、「萩往還おもてなし茶屋」で接待や案内の活動もしています。ぜひお立ち寄りくださいませ。

ささラブ応援隊 ※令和2年12月発足

 佐々並小学校および佐々並を愛する人ならだれでも参画できる応援隊。
 地域、保護者、行政そして学校の四輪駆動で学校存続をめざし、児童数確保のための「佐々並の魅力発信!」移住定住促進活動を行っています。
 「佐々並小学校と住まいの見学会」を企画・運営したり、空き家を探したり、地域を明るく元気にするイベントの開催や支援を行っています。